単体テスト実施時にテストのカバレッジを計測するツール:EclEmmaプラグイン

テストのカバレッジとは、テスト対象となるソフトウェア全体のうち、テスト実施部分が占める割合のことである。

EclipseJUnit(S2JUnit4を含む)を使用してテストを実施する場合、EclEmmaプラグインを用いることで、テストのカバレッジを計測することができる。

今回は、EclEmmaプラグインのインストールと使い方について紹介する。

<インストール方法>
Eclipseのメニューバーの[ヘルプ(H)]-[Eclipseマーケットプレース(M)...]を選択する。

表示されたダイアログの検索欄に「EclEmma」と入力し、【実行】ボタンを押す。
インストール対象の「EclEmma Java コード・カバレッジ」が表示されるので、【インストール】ボタンを押す。

下記ダイアログが表示される。変更の必要は無いので、【確認(C) >】ボタンを押す。

ライセンスのレビューが表示されるので、読んで問題なければ、「使用条件の条項に同意します(A)」を選択して、【完了(E)】ボタンを押す。

インストールが開始される。途中、Eclipseを再起動して良いか聞いてくるので、同意する。

<インストールの確認>
インストールが正しく行われたかを確認するには、テストクラスを右クリックし、表示されるメニューに「カバレッジ(V)」が追加されていれば、問題なくインストールされている。

<カバレッジの計測方法>
テストクラスまたはテストクラスが格納されたパッケージを右クリックし、[カバレッジ(V)]-[2 JUnitテスト(2)]を選択する。

<実行結果>
ビューにカバレッジが表示される。

また、カバレッジを満たしていないコード部分を赤く色付けしてくれる。

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