Seasar

S2JDBCからMySQLに接続する際にコネクションタイムアウトを設定する方法

今回は、S2JDBCからMySQLに接続する際に、コネクションタイムアウトを設定する方法を紹介する。方法としては、「jdbc.dicon」のタグの値の末尾に「?connectTimeout=タイムアウトの待ち時間>」を追加することである。タイムアウトの待ち時間の単位は、MySQLの…

S2JDBC経由で発行されたSQLを確認する方法【全SQL編】

前回は、S2JDBC経由で発行されたSQLを個別に確認する方法を紹介した。 今回は、S2JDBC経由で発行された全てのSQLをログファイルに出力することで、確認する方法を紹介する。前回の方法を、SQLを実行する全ての箇所に記述し、「System.out.println」をロガー…

S2JDBC経由で発行されたSQLを確認する方法【個別SQL編】

今回は、S2JDBC経由で実際に発行されたSQLを確認する方法を紹介する。JdbcManagerを利用して、SQLを実行した直後に、下記のコードを挿入すると、コンソールに実行したSQLが出力される。 SqlLogRegistry registry = SqlLogRegistryLocator.getInstance(); if …

Bean間のデータコピーについて

責務の切り分け等を理由に、「ActionForm」「DTO」「Entity」間でデータをコピーすることは多い。 要素毎にコピーを記述することも出来るが、要素の数が多くなると、記述ミス等でバグを生む原因にもなる。この様な場合は、「org.seasar.framework.beans.util…

Javaで定義したメッセージをJavaScriptで使用する方法

前回は、Javaで定義した「定数」をJavaScriptで使用する方法を紹介した。 今回は、Javaで定義した「メッセージ」をJavaScriptで使用する方法を紹介する。考え方は、Javaで定義した定数をJavaScriptで使用する方法と変わらない。 変わるのは、取得先がクラス…

Javaで定義した定数をJavaScriptで使用する方法

Javaで定義した定数をJavaScriptで使用する方法を紹介する。 1.Java側に定数を連携するためのActionクラスを作成する 2.JSPでJavaScriptのソースとして1で作成したクラスのレスポンスを読み込む[前提] 連携の対象となる定数クラスは、下記のものとする。 pac…

SeasarプロジェクトでExcelファイルを出力する方法[明細編]

今回は、Excelファイルに繰り返しデータを出力する方法を紹介する。前々回で例として出力した「請求書」に明細をつける方法を例に説明を行う。 1.Excelテンプレートにデータを渡すためのDTOを修正する 2.Excelテンプレートを修正する 3.明細に表示するデータ…

SeasarプロジェクトでExcelファイルを出力する方法[ダウンロード編]

前回は「Fisshplate」を使用して、Excelファイルの出力を行った。ただ、出力先にローカルフォルダを指定していたため、Webシステムを実際に運用した場合、サーバのローカルフォルダに出力されてしまい、ユーザは見ることが出来ない。サーバの出力先にリンク…

SeasarプロジェクトでExcelファイルを出力する方法[出力編]

前回は「Fisshplate」を使用するための準備を行った。 今回は「Fisshplate」を利用して、実際にExcelファイルを出力する手順を紹介する。 1.Excelテンプレートにデータを渡すためのDTOを定義する 2.インターフェースを定義する 3.Excelテンプレートを作成す…

SeasarプロジェクトでExcelファイルを出力する方法[準備編]

JavaでExcel出力といえば、「POI」が有名だが、Seasarには「POI」を拡張した「Fisshplate」が提供されている。「Fisshplate」は、Excelにテンプレート式を書くことによって、動的にデータが埋め込まれたExcelファイルを出力する事ができるライブラリである。…

Seasarプロジェクトで単体テストを実施する方法[中級編]

前回は、「S2JUnit4」の基本的な使い方を学ぶため、テスト対象メソッドが文字列を返す単純なものでした。 しかし、実際にはプリミティブな値を返すより、DTO(Data Transfer Object)やDTOのリストを返すケースの方が多いと思われる。 今回は、DTOやDTOのリス…

Seasarプロジェクトで単体テストを実施する方法[基本編]

Seasarプロジェクトの単体テストは、「S2JUnit4」を使用して行う。 Doltengを使用してプロジェクトを作成した場合は、最初から「S2JUnit4」が使用できる状態になっている。Seasarには、「S2JUnit4」の他に単体テスト機能として、「S2Unit」が提供されている…

独自のパッケージをSMART deployの対象にする方法

1.ComponentCreatorImplを継承したCreatorクラスを作成する 2.creator.diconに1で作成したCreatorクラスを登録する[前提] ルートパッケージ名が「jp.co.smp.pac」で、独自パッケージ名が「biz」を例として記述している1.ComponentCreatorImplを継承したCreat…

S2JDBCのSQLファイルで「in句」を使用する場合のメモ

SQLファイルでパラメータに置換されるコメント/*パラメータ名*/の直後に、括弧付きのサンプルパラメータを設定することがポイントです。Java側 String[] params= {"val1","val2"}; Map<String, Object> mapParams = new HashMap<String, Object>(); mapParams.put("paramList", params); List<SampleDto></sampledto></string,></string,>…